1/0
ニッカ 宮城峡 シェリーカスク 2015
1918年に単身スコットランドへ渡り、不屈の精神でウイスキーづくりを学んだニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。北海道・余市蒸溜所につづき、彼がひらいたニッカウヰスキー第二の蒸溜所がここ、宮城峡蒸溜所です。
竹鶴は異なる蒸溜所で生まれた複数の原酒をブレンドし、より味わい深く豊かなウイスキーをつくりたいと考えていました。この大きな夢を叶えるために選んだのが仙台の街から西へ約25km、山形との県境に近い緑豊かな地。広瀬川と新川というふたつの清流に囲まれた峡谷だったのです。
異なる個性を備えた複数の原酒をブレンドし、スコッチに負けない味わい豊かなウイスキーをつくる。その夢を実現するために、宮城峡蒸溜所では力強く重厚な余市モルトと異なるタイプのモルト原酒をつくらなければなりません。そこで竹鶴は、蒸溜方式においても余市の石炭直火蒸溜とは違う、スチームを使った「蒸気間接蒸溜方式」を採用。当時30代の若いスタッフたちとともに、華やかでフルーティーな原酒づくりに挑みました。
成功を収めてもさらに高みを目指しながら、人を育てた竹鶴政孝。
その情熱は、ウイスキーの未来をひらくさまざまな試みとして、宮城峡蒸溜所に受け継がれています。
注意:
●写真画像はイメージ画像です。 商品のデザイン変更やリニューアル・度数の変更等があり商品画像・商品名の変更が遅れる場合があります。